昨今、中国との外交問題が緊張しているようですが、私たちはあまりにも中国人を知りません。
そこで、中国、米国でビジネスを30年以上展開しているある会社の社長さんにオススメ頂いたこの本をご紹介いたします。(正確にはオススメ頂いたのは私の友人で、その社長の甥御さん。私は又借りです(笑))
『貝と羊の中国人』 (新潮新書) 加藤 徹 (著)
この本は、中国人とはどんな民族でそのような思考をするのか?その理由は何なのか?
どのような歴史的背景や地理的条件の下で、現在の中国人が誕生したのか?
といった、切り口から中国人を解説し、どのように付き合うべきかを示しています。
著者は中国研究家ではなく、中国の伝統芸能『京劇』の研究家で、その大衆文化の研究の中から知り得た、本当の中国の姿をまとめています。
決して『中国をよろしく』と言うような、中国寄りの本でも、『中国はこんな国だからダメだ』といった嫌中本でもなく、中道を理論整然と論じており、大変納得感があります。
年末年始に是非どうぞ。
ニュースを見る時の目線が変わるかもしれませんよ。