東京海上日動の自動車保険が来年1月以降は年齢条件の変更と料率改訂により値上がりしそうです。(安くなる人もいます)
この改訂は高齢者の運転者人口の増加、事故率の悪化に対し、年齢とリスクに応じた適正保険料を設定するためのもので、損保ジャパン、三井住友と大手2社が先行して既に導入しています。
【改訂の概要】
年齢制限の変更 現行(全年齢、21歳、26歳、30歳、35歳以上)→変更後(全年齢、21歳、26歳、35歳以上)となります。
その上で主に乗られる方(被保険者様)の年齢に合わせて細かく保険料率を設定します。(30歳未満、30歳以上、30-39、40-49、50-59、60-69、70歳以上)
この改訂によってどの程度保険料が変わるかは条件によるのでここでは断定的な数字は書けませんが、主に25-29歳のお客様で-3%程度安くなり、最も高くなる70歳以上で+10%程度値上げになるのではとのことでした。
古くから御世話になっている個人のお客様を多く抱える代理店としては、保険会社の事情は分かるものの多くのお客様が値上げになるのに何の手も打たないというのも申し訳ない気持ちで一杯です。
そこで、弊社では年内に満期が到来するお客様には『3年契約』と言う裏ワザをご案内することにしました。
通常多年契約はお薦めしていないのですが、この契約方法により、お客様は3年間料率変更の影響を受けないで済むわけですから、単なる先送りではあるものの、お客様のメリットは高いはずです。
また、大きな改訂の後は2.3年内に各項目の修正などが入ることもあるので、そう言った意味でも有効ではないでしょうか?
(ちなみにこの多年契約、携帯電話会社の複数年契約縛りのような違約金も無い代わりに、値引きもありません。)
制度の詳細は下のパンフレットもしくは代理店に直接ご確認下さい。